推しはかることの意味

カテゴリー │施設長より

忖度(そんたく)~他人の気持ちをおしはかること。
黒い意図をおしはかることはしてはならないが
私たちの仕事の中には、このおしはかる過程はたくさんあるように思う。

小学生の頃、好きな先生とそうでない先生があった。
そうでない先生というのは、成績の良い生徒や
悪いことをしない生徒を、どちらかというと俗にいう目をかけていたように思う。
好きな先生というのは、あまりそういう分け隔てをしなかったように思う。
今でも記憶にしっかりととどまっている先生がいる。
小学校高学年の時の担任の先生。
たまに校内の芝生の広場に先生を中心として、皆が座りいろいろな話をしてくれた。
ギャグがあったり、おちがあったりというような話ではなかった。
先生が思うところを静かな口調で淡々と話してくれた。
お説教でもなく、がんばれとかいう話ではなかったので、
随分と心軽やかなそして心地よい時間であった。
教育とはかくあるべきと今にして思う(えらそうに!)

支援とはいいながらも、よほど気を付けていないと上から目線になりやすい。
こういうふうにすれば、もっと生きやすくなるのにという思いはあるものの・・・。
どうしても短絡的にどうしてできない(いわない)のだろうと思ってしまう。
ただ、ここで大事なことは、利用者さんが何を思っているのかを
推し測ることが十分なされなければと思う。
それが、寄り添うという事につながるのではないかと思う。




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