必ず自分の意見を!

カテゴリー │施設長より

日本人についての海外の評価
自分の意見を明確にいわない(YES・NOがわからない)
とずいぶん昔から指摘されてきた。
私自身は決して悪いことだけではないと思っている。
けれど、はっきりと悪い点であると思う時がある。

それは地域の福祉関係者が集まる〇〇協議会の有り様。
福祉の中のある課題解決に向けて、関係する団体などが集まっての協議会。
これがけっこうたくさん組織されているのである。
全てに関わろうとすると大変な時間も含めて労力を費やすことになる。
それでも集まって協議した結果、なにがしかの成果が得られればよい。
それはほとんどといってなく、ただ単に集まっているだけのことが多い。

そんな経過に疲れ果て、次回は欠席しようと決意するが
性懲りもなく出かけて行って再びがっかりすることを繰り返している。

地域の福祉関係者が集まっているのだから
解決に向けて取り組まなければならない課題は既に明らかとなっている。
にもかかわらず解決に向けての発言が積極的にされない。
会議の最初から最後まで発言しない人すらいる。

延々と情報共有と称した時間が流れ
「本日は大変重要な話し合いが行われありがとうございます」と司会者が閉める。
我が耳を疑う。
数少ない意見は多くの当たり障りのない発言の中に閉じ込められ
今後検討しましょうという、実は何もしないよという同義語で
とても日本的な表現でしめくくられる。

海外でも同様なこどがあるのだろうか?
もっともいいすぎも良くはないとも思うが
いうべき時には明確に自分の意見が言えるように
強く願う。










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