カタカナ言葉 全盛
以前、法人内の会議にて
「なるべく カタカナ言葉ではなく 日本語での表現」をお願いした。
すっかり日本語として定着し、日本語に言い換える方が違和感がある場合も多くはなってきてはいるものの・・・。
今は違和感があってもやがてはその多くが日本語として定着はするのだろうが
今時点でいえば違和感を感じるカタカナ語が多くなってきた。
研修会での風景
グル-プ(あっ!カタカナだ!)に分かれての話し合い。
講師が役割分担を告げる。
「記録係・発表者・ファシリテ-タ-を決めてください」
ファシリテ-タ-?なんのこっちゃ?
いわゆる、司会進行役のことらしい。
司会進行役と何故言わない?
壇上に何人かが登壇し、司会進行の人が
「ただいまご登壇いただいた方々に〇〇をテ-マにセッションしていただきます」
セッション?セッションってジャズ演奏の場面で使われる言葉じゃなかったっけ?
「エッセンシャルワ-ク」という発言もあった。
エッセンシャルワ-ク?そういえば昔エッセンシャルなんとかというリンスがなかったっけ?
要するに(必要不可欠な仕事)という意味らしい。
じゃあそう言えばいいのに・・・。
コロナ関連でもカタカナ語が増えてきた。
カタカナにする意味がよくわからない。
数ある中でも特に引っ掛かるのが
「フェ-ズ」という単語。
なんか緊迫感に欠けるなあと思う。
この局面ではとか、この段階と何故言わないのか?
そのことを表現するのにぴったりの日本語があり
それは誰もが理解できるのにも関わらず
よくわからないカタカナ語が氾濫していく今の状況について
このテ-マについての
スペックがある人に
ファシリテ-タ-になってもらい
セッションしてみたいと思う。
関連記事