心を込めて支援する。

なごみかぜ工房

2018年04月07日 08:23

「仕事のための仕事にしてしまう危険性はいつでもある。
誰のためにしているのかということを忘れてはいけない。」
                   -マザ-テレサの言葉-

私たちの仕事は、さまざまな障がいの特性のある人を支援すること。
支援する目的は、人権がしっかり守られ、豊かな人生をおくれること。

これまでいろいろな人たちを支援させていただいてきた。
そんな中、こんな声が聞えてきた。
「その人を支援してもしょうがない。さっさと手をひいてしまった方がいい。」
想像するに、面倒くさい人だし、一日に何回もいろいろな事をいってくるし、
こちらのいう事をきかないし、収入増にもつながらないし、
時間の無駄ではないか」と考えての発言ではなかったのかと思う。

見方を変えれば、面倒くさく、一日も何回も連絡してくるほど、
自分では解決できない人なのではないかと思う。
たとえ収入増につながらないにしても、
誰かが向き合い、誰かが寄り添うことが必要な人だと思う。

私たちの仕事に心がこもっていなければ、俗にいうお役所仕事になってしまう。
(おっと、失礼。最近は、市民サ-ビスの充実をファ-ストにしているので、
そんなことはないか。)

私たちの仕事で大切なことは、障がいのある人たちを心をこめて支援することであり、
誰のためというより、障がいがあっても生きていてよかったと実感してもらえるような
支援を積み重ねていきたいと思う。

お金の使い方に人としての品性があらわれるといわれる。
お金(収入)は、目的達成のために無駄なく活用していきたい。








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