毎年のことですが、いよいよ年度末となり、よほど計画的に仕事をこなしていかないと
新しい年度を迎えてもズルズルと年度末の整理に追われてしまって
新しい年度を迎えたという気持ちになれない心配が今のところ大です。
しかし、障がい福祉の世界は前にも書きましたが、皆さんの貴重な税金を
補助金という形で頂いて運営している以上、特に経理面においては
厳格な上にも厳格な運用が求められるのは当然だとは思います。
当然だとは思いますが、本当にここまでやらなければいけないのかと
疑問に思うときも正直な話あります。
一つにはあまりにも専門的な経理処理の問題です。
大企業に匹敵するような細密化された経理書類の量の多さに唖然としてしまいます。
事業所の数が何十とあり、従業員も何百人といるような大きな事業所であれば
専門の事務職を多く雇用して対応することも可能だとは思いますが・・・・・。
一番疑問に思うのは、あまりにも専門的すぎる経理処理の内容を
いったいどれほどの人たちが理解し、分析できるのかということです。
経理処理上不正があったとしても、ほとんどの人がわからないのではと思います。
本当の専門家とはとても難しい事柄を誰にでもわかるような形で説明できる人のことをいうのではないでしょうか?
厳格な運用は当然と思いますが、度が過ぎた事務処理は現場に過重な負担を強いるだけで
本来の支援に向けるべきエネルギ-をボデイブロ-のようにそぐだけだと思います。
厚生労働省の方々に強く抗議したいと思っています。
(抗議できる場はありませんが・・・・・トホホホホ)