避難訓練

なごみかぜ工房

2012年11月06日 19:17




11月1日は『社会福祉施設防災の日』ということで、なごみかぜ工房でも防災訓練を行いました。

袋井消防署、自治会長さんにもご協力いただきました。


今回の防災訓練は、作業中に大地震が発生しパン工房から出火するという想定のもと行われました。
抜き打ちで行いましたが、突然の訓練放送にも慌てず落ち着いて避難することができました。


外に避難して点呼をしたあと、消防署員さんに説明を受け、消火器の使い方を教えていただきました。




(※訓練のため、水の入った消火器を噴射してパネルに当てて倒しています。)


初めて消火器に触れる利用者さんも多かったのですが、みんな上手にパネルを倒していました。
ホースをしまう時にレバーを握って噴射させてしまう人もいましたが・・・


そのあと建物の中で煙体験を行いました。
部屋の中は真っ白で、前がほとんど見えず・・・実際の火災に近い形での訓練となりました。


最後に、消防署員さんへの質問コーナー
ある利用者さんから、「実際の火事の時は、煙に入るともっと苦しいんですか?」との質問がでました。

実際の煙はもっと恐ろしく、煙を吸うことで窒息したり喉の火傷によって亡くなる場合があるそう。
煙を吸わないよう、ハンカチや衣服で口元を押さえ、できるだけ姿勢を低くして避難することなどを教えていただき、とても勉強になりました

スタッフが利用者さんの安全を守る方法を学ぶとともに、利用者の皆さんも自らの身を守る方法を身につけるいい機会となりました。


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